新しい地図の告知で、香取慎吾ちゃんと草彅剛くんの SingTuyo ユニットが歌う「KISS is my life.」のミュージックビデオ配信がされたのを知ったので聴いてみた。
聴き始めるとすぐに、歌声とメロディー?2人の声が重なる感じ?がすごく懐かしく感じる。
ただ最初にMVで映像を観た時にいきなり登場してくるキスマンには、画面の中の人々と同じように私も苦手意識を持ってしまった。
巨大な真っ赤な唇の中にぽっかり空いた空洞とか、リアルなシワの加減とか、CMで見たことのある巨大な梅干しと見間違うかのような風貌にはすぐには馴染めなかった。
さらに公園で泣いている子供にキスマンが声かけしているシーンなんか、今の時代だと怪しそうで通報レベルかもしれない、、、などと思ったり。
それと反比例しながら、「KISS is my life.」での SingTuyo の歌声の方は相変わらず心地よく耳に響いた。
3人も抜けてても、SMAP感を感じたのは何故だろう。
都会のビル群の中に見え隠れする慎吾くんとツヨポンの姿も、身近な存在に感じれて良かったし。
ただ意外だったのはMV映像も中盤に差し掛かった頃、苦手だったキスマンが見慣れてきたのか大丈夫になり、だんだんキスを振りまく姿にも平和を象徴するような 愛らしい天使?のような錯覚にだんだんと陥ってしまった。そして、少しだけ 涙腺が緩んだ。
世の中殺伐としていて、他人のことを疑ったり怪しんだりしてしまうのが主流派で、あんな風に無防備にストレートに愛情を振りまくなんて行為、なかなかできないよなぁって思ったり。
終盤に近づくにつれてキスマンには、忘れていた博愛的な心根と、物事に対する寛容さを貰った気がする。
MV自体は6分もないくらいだが、この短い時間で映画のように私の感情を揺さぶって来た SingTuyo とキスマンは、流石だわ〜と最終的には思ってしまった。
ちなみに私は、最後にキスマンがお面を脱ぐまで、ずーーっと中の人がユニットに参加していない稲垣吾郎ちゃんの友情出演かなぁ。。。などと的外れな推測をしていたんだけど、ウドちゃんだった!!
この点ではびっくりしたので、「KISS is my life.」は私にはミステリードラマ仕立ての効果もあった。