【 免許返納・運転免許証の自主返納 】を考え始めた人が、スムーズに手続きをするためには?

画像引用元:pixabay

運転スキルには自信がある人だって、いつかは考えるかもしれない【運転免許自主返納】・・・

自動車免許の返納を決めた時にはどこで手続きするの?何が必要なの?などを、その時に慌てないためにも調べてみましたので、よければ参考にしてください。

安全な運転歴を保ってきた人でも、諸事情によっては【運転免許自主返納】という形で、運転することに別れを告げる方法があることを一応知っておくことも必要でしょう。

年齢を重ねると、運動能力や認知能力などにも衰えを感じることも多いものです。

今までなら簡単にできていたことでも、ミスが多くなってきたり理解力など乏しくなってきたりして、今までのようにはいかなくなってくる。。。そのような身体や判断能力においてもどかしい思いをされた人も少なくはないはずです。

こういった衰えを感じてしまうスキルのひとつとして、自動車などを運転する能力があります。

運転する能力に衰えを感じたり不安に感じる場合に「運転免許自主返納」を選ばれる方が増えてきているのです。

画像引用元:pixabay

【運転免許自主返納とは】

運転免許自主返納とは、運転免許の申請を取り消すことで、有効期限がまだ残っている運転免許を返納することです。

高齢ドライバーの事故が多いことで、1988年4月から導入がされました。

ご自分の身体能力は、やはりご自身が一番わかっていらっしゃると思いますので、徐々に免許返納への気持ちを固めて、心の準備をしていかれることも必要なのかもしれません。

警察庁Webサイト|運転免許証の自主返納について

https://www.npa.go.jp/policies/application/license_renewal/return_DL.html

画像引用元:pixabay

【運転免許自主返納の手続きをする場所】

運転免許証の自主返納は・管轄地域の警察署・運転免許センターにおいて、基本的には受け付けています。

地域によっても違いますので、まずは警察署の公式HPなどで確認することをお勧めします。

警察庁Webサイト|都道府県警察本部リンク

https://www.npa.go.jp/link/prefectural.html

画像引用元:pixabay

【運転免許自主返納の手続きで必要な物】

当然ですが、手続きには有効期限内の運転免許証が必須です。また地域によっては印鑑が必要な場合もありますので、事前に調べておくか、念のために印鑑も持っていくとよいです。

また免許証を返上しても、身分証明書の役割だけは残せるのです。免許証を身分証明書にされている人も多いですので、免許証返納時にはその点がネックに感じて躊躇される方もあるかもしれませんが、「運転経歴証明書」をその場で発行してもらうことで、身分証明書と同じ役割を持たせられますので、覚えておきましょう。

【通称、ゼロ免許証とも言われている運転経歴証明書】

運転免許証の取り消しを行った時にさらに申請をすれば、この運転経歴証明書が交付されます。この有効期間を無期限に伸ばすことで、免許返納の促進もされているのです。

交付される「運転経歴証明書」には、住所・氏名・生年月日、免許を取り消す前の5年間の運転の経歴が、本人の顔写真を添えて、記載されます。

免許証の自主返納をした後での身分証明書としての役割を代用するために、この運転経歴証明書が考案されて、平成14年(2002)から導入がされました。

【免許返納すると同時に、運転経歴証明書の申請をする場合に必要な物】

返納する運転免許証の他に、以下の①〜③の物がさらに必要となります。

①印鑑 ②1,000円程の交付手数料が必要ですが、各都道府県ごとに金額が異なります。 ③申請用写真

『注意事項 』

★免許センターでの返納の場合には申請用写真はその場でも撮影できますが、それ以外の返納場所では、規定の申請用写真を用意しておく必要があります。

★運転免許センターや運転免許試験場で申請した場合には即日交付されますが、警察署での申請の場合には交付までに2〜3週間かかることもあります。

★運転経歴証明書は運転免許証を返納した人に交付される物なので、行政処分によって免許を取り消された人には交付されませんので注意が必要です。また、普通免許を返納して原付免許を残すなどのように、運転免許の一部のみを返納する場合にも交付はされません。

運転経歴証明書について|警察庁Webサイト

https://www.npa.go.jp/policies/application/license_renewal/career_certificate.html

画像引用元:pixabay

免許証を返納することは、長く運転をしてきた人にとっての一区切りです!

免許証の返納自体は上記のように意外と簡単だけど、最後の砦は運転することを手放す、ご自分の心・・・なのかもしれませんね。

肌身離さず持っていたのでちょっと寂しい気持ちは否めませんが、運転での事故などを起こす前に返納を英断することができたと、前向きに捉えることもできますね! \(╹◡╹)/

【知らなかった!自動車保険の話】上からの落下による損害保険

画像引用元:pixabay

興味深い実話を聴いた。

もしも車に乗って山道などを走行中に、思いがけず崖の上からキツネや熊などの大きな動物が降ってきた場合、それが不幸にも車に直撃をしてしまった時に、上からの落下による車の損害保険の話です。

降ってきた動物によって車が破損したら、その修理は対応保険会社がするものの、一般的には保険を使うと等級が下がるのは知っていた。しかし上から落ちてきた動物がどのように車に当たったかによって、下がる等級も大きく分かれるのだそうだ。

降ってきた動物が直に車のボンネットなどに直撃して、車が破損した場合は、【等級は1段階下がる 】らしい。

しかし、降ってきた動物がいったん地面に落ちてしまってから、バウンドや何かの拍子でそれが車に当たって車が破損した場合には 【 等級は3段階下がる 】というのだ。

画像引用元:pixabay

(同じじゃないの??)って思ったが、なんのことはない。

いったん地面に落ちたのなら、運転技術で上手に回避できるでしょうということだそうで、それができなかったので破損したという認識になり、運転手側の過失がカウントされてしまい等級も大きく下がるのだそうだ。

上から落ちてきたとっさの時に、そんな上手なドライビングテクニックを皆が持ち合わせているとは思えないのだが・・・でも損保の人が言ってた話らしいので、業界では統一されているのかもしれませんね。いかなる場合でも最善は尽くさねば、ですね。

それにしても、車にひかれた動物の行く末の方も気がかりですね。

動物の場合も、人間と同じように全力で救命措置をしなければいけないのだろうか?それとも動物が完全に息絶えてる場合は、保健所などに連絡するんだったっけか?

免許取得してかなり長いのですがこのような事態に遭遇したことがなかったので、遭遇する前にきちんと調べておこう。。。

画像引用元:pixabay