このところ話題になっている、HSPって知っていますか?
私も最近知りましたが、知っていくうちにパーソナリティーのひとつとして興味を持ちはじめました。
とりあえず 最初のさわりですが、、、φ(・・φ(・・φ(・・φ(・・
HSPとは、ハイリー・センシティブ・パーソン(Highly Sensitive Person)の略称で、日常などで非常に敏感であり繊細だったり、感受性の強い特性がある人のことを総じて指すパーソナリティーのことです。
心理学者のエレイン・N・アーロン博士が研究のすえに1996年に名付けた名称で、博士は2000年12月に『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。』という本を出版されていて、そこからさらに世界的な認知度が増しました。
これによると、HSPの傾向がある人は外界との関わり方を適度に調節していく必要があるそうです。
敏感過ぎる特性を持つので、関わりが外界と多すぎると疲れてきますし、少なすぎるとHSPにはひきこもりやすい傾向もあるとのことで、それらに注意が必要なのです。
外界とバランスよく関わっていくことができれば、心を守れるようですね。
【 HSPのパーソナリティーの人にありがちな特徴 】
自分の感覚や取り巻く環境の変化などに強い刺激を受けてしまうと、それに圧倒されて心が疲れてしまいやすい。
ある意味 鈍感だったら楽なのに、他人の気分や環境の変化など、ちょっとしたことにも気づいてしまい、それにまた心が振り回されて疲れやすい。
同時にいろいろなことをすると、ミスや失敗をしないようにと気を配って考えているうちに、心も疲弊して疲れやすい。
生活に変化があると混乱しやすく、さらに多くのことが周囲で起こると、神経が高ぶってきて不快感を感じる。
これらを苦手に薄々感じているので、日常などではそうならないような行動をだんだんと先回りして取るようにもなる。
・・・とまぁ、このような傾向が HSPの傾向を持つ人にはあるみたいです。
いろいろな状況に過敏であるパーソナリティーのため、だんだんと心も疲弊してしまいがちで、その結果 他の人が感じないような【生き辛さ】を感じることも多く、悩んでいらっしゃる人もいるのだそうです。
上記に近いことを感じることは一般にもあると思いますが、非常に辛くまで感じて思い悩んでしまうほど・・・という傾向があるのかが、HSPパーソナリティーだと位置付けるかどうかの分かれ目のひとつということでしょうか。
ただしもしもHSPであっても神経症というわけではなく、一般的な神経症と言われる域にまで達しているのはお医者様の見解によるところであり、とにかくHSPの傾向を持つ人だからすぐさま神経症だと判断されるわけではないとのことです。
例えば神経症的な症状の場合には、特に理由もないのにず〜っと不安感が続いてるような症状とも言われています。
これに対してHSPの方は、新しい刺激や刺激が長引くことに、ストレスや不安を感じるもので、このような思い当たる理由があった上での心の疲れが起こっている症状とのことなので別だそうです。
このように 、まずはHSPのパーソナリティーを少しずつでも知っていくことが必要かもしれませんね。
またHSP( Highly Sensitive Person )と同じような感性がある子供の場合には、HSC( Highly Sensitive Child )と呼ぶみたいで、 ChildだからCなのですね。
このHSCのお子様の場合には、 『とても敏感なパーソナリティー』であるがために、さまざまな子供が集まる空間の学校生活が苦手になったり、 馴染めなかったり、ひどい時には不登校になることもあるそうなので、親御さんにとってはご心配なことだと思います。
親子で悩む場合には、相談機関などがあれば、早めにお話をされてみると良いかもしれません。
とにかく大人でも子供でも心の問題というのは、他人からは見えなくてもその人には大きな影響を与え続けるのですから、当事者にとったら難しいことなのですよね。
【 みるwaka 】管理人も、HSPパーソナリティーについて知っていくうちに、どうやらいくつか自分にも当てはまることがわかってきましたので、また少しずつ記していくことにします!